たしかに、時間がない中での英会話は、なかなかキツいですよね。
しかも、超一流レベルまで、英会話を完全にマスターするには、1万時間以上も必要とされています。
気が遠くなります、正直。
しかし、【20時間メソッド】なら、最初の20時間だけで爆速で上達することが可能なんです!
その理由は、のちほど。
ですです。
ただその分、英会話のみに集中できる覚悟と環境が必要ですが。
違います。
ともあれ、頑張るあなたの最初のスタートダッシュをサポートできれば幸いです。
その前に、まずはネタバレで…
1分で要点!
★手っ取り早く結論 = 【20時間メソッド】の活用です。
より具体的には、、、
☑【6時間】かけて、まず、コアの5種類の英語発音を特訓
☑【10時間】かけて、パターン練習
☑【4時間】かけて、その練習の成果を英会話レッスンなどで試し、改善
以上です。
よろしくお願いしますm(_ _)m
☑ 本記事の内容(メリット)
- 短期集中で上達するコツがわかる
- 具体的な無料の教材もわかる
- 見通しがつくので安心できる
☑ 本記事の信頼性
- 元イーオン英会話講師
- TOEIC980点
- 慶応義塾大学SFCにおいて:
第二言語習得研究に関する優秀賞を受賞
【実際の英会話の実力】
以上の「理論・研究」 と 「実践・現場」の両面から記事を書いています。
ちなみに、元々、私は、20歳以前は…
- センター試験で偏差値40台
- カタコト英語
で、全く英語が話せませんでした。身振り手振りと、知っている英単語を単発で連呼するだけでした。
英会話力が本当にゼロだった私でも、20歳(成人)以降から本格的に英会話に独学で取り組み、上記の音声レベルまでには上達しました。
ですので、ラクな道ではありませんが、あなたも、今から英会話を始めても確実に上達できます。
一緒に頑張っていきましょう!!
目次(クリックで移動 )
英会話に【20時間メソッド】を活用する
よく耳にする英会話に対して、批判的な意見は、、、
また、学術的には、、、
※裏付け・詳細は、CLAメソッドP49
※心理学者のアンダース・エリクソン教授(フロリダ州立大学)らが1993年に発表した研究(プロチェロ演奏家・プロのアスリート・世界的に有名な音楽家が対象)が論拠
たしかに、ネイティブ並みの言語力や、超一流の技術を習得するには、1万時間以上必要かもしれません。
しかし!!!
初心者が「ある程度」うまくなるには、たった最初の20時間で十分であると、ジョシュ・カウフマン氏(アメリカのビジネスコーチ)は以下のTED動画(プレゼン)で主張。
お急ぎ用!
動画の要点【ピックアップ】
【20時間メソッド】の4ステップ
※言語学習にも適用可能
ステップ1.スキルを分解し、必要なスキルだけを選ぶ
ステップ2.まずは、自己修正できるレベルまで学ぶ
ステップ3.TVやインターネットなど集中の邪魔になるものを取り除く
ステップ4.20時間練習する(最初の「初心者で何もできずに恥ずかしい」という心の壁も突破できる)
【20時間メソッド】の成功事例
実際に、20時間だけで、ウクレレをゼロから学び、動画内で生演奏を披露している
それは、中学英語の基礎文法と基礎単語の土台はある状態ですか?
それならば、、、
【6時間】かけて、まず、コアの5種類の英語発音(後述)だけを、ひたすら特訓。カンペキを目指さず、質も6割でOKとします。
【10時間】かけて、「I want to ~.」(~したい)のような使い回しがきくフレーズを30個だけ選んで、ひたすらパターン練習(後述)を繰り返します。
※初回の英会話レッスンなどの実践(本番)前に、すでにある程度、英語で自己表現できるように準備しておく。
※英会話レッスン後のフィードバックによる改善時間も含む。
【4時間】かけて、その練習の成果を英会話レッスン(週1の1時間/1ヵ月で4時間)などで試し、フィードバックをもとに、自宅で改善を加えて、また同じ30個のフレーズだけをパターン練習し精度を高める。
この流れ(メニュー)で、1ヵ月の20時間で、基本的な英語の受け答えができるレベルまで持っていくと思います。
英会話のみに集中できる覚悟と環境が必要ではありますが。
ちなみに
■ この裏付けは、、、
» 拙著『 CLAメソッド(英語上達レシピ)』(無料)
この研究論文のP15(英語上達レシピ)です。
※もし裏付けを確認したい場合は、量が多く重いので、その「英語上達レシピ」だけでOKです。
はい、こちらです。
「発音ができる」の1つの目安 : 日本人が苦手な発音である、主にこの5種類が発音(本質的なコア部分)ができるようになること。
- apple[æ] と up[ʌ] の言い分け (日本語では同じ「あ」の言い分け)
- z と g の言い分け
- c と sh の言い分け
- l と r の言い分け
- f と th の2つが言える (日本語に全くない音)
これらを入れ込んだタン・ツイスター(早口言葉)の1文:
The fifth updated apple on the sheet is seeking for a G-shock in a zippy parallel world.
これを、1文全部通して正確に Siri などで認識されなくても、1単語ごとなら正しく認識されるレベルまで練習します。
とりあえず6割の質でOKとして、以下のパターン練習に移ります。
※実際の Siri のチェックの様子や、具体的な発音練習については、、、
こちらをCHECK(タブで開く)
-
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はい、パターン練習とは、、、
くわしく
パターン練習(パターンプラクティス)とは、
フレーズなどのパターンの一部を変える反復練習のことだ。
例えば、「I want to ~」(~したい)というパターン・フレーズの「~」部分を、speak English や go abroad などと入れ替えながら発話することで、英会話のバリエーションを増やすことが可能だ。
※実際のパターン練習の様子や、具体的な教材・アプリについては、、、
こちらをCHECK(タブで開く)
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☑ 手っ取り早く結論 = 選ばれたのは「日常英会話表現」というシンプルなアプリです。
その厳選基準と、実際の使い方を深ぼりしていきます。
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がっつり、このパターン練習を行いたい場合は、、、
>> 「チャンク会話法の6つのステップ」へ
※英会話の筋肉・瞬発力UP(フレーズ使用の自動化・高速化)の仕組みの解説アリ。
正直、5~10%と低いと思います。
10人に1人できれば良い方ではないでしょうか。
自分で書いてて、ムリヤリ20時間にねじ込んでる感がMaxでしたので。
そもそも、忙しい日本社会で、英会話を第一優先順位に持ってこられる社会人の方は少ないでしょうし。
ジョシュさんは、TED動画内で「言語でもいける!」のように発言されてましたが、現実的には、言語の上達には、もう少し時間が必要だと思います。
20時間は、理想値に近いので、あくまで上記のメニューも、目安・たたき台としてご活用ください。
ただ、一旦、このメニューなどによって、「基本的な英語の受け答えができるレベル」まで到達できると、基礎英会話力(基礎文法・基礎語彙・基礎発音・基礎フレーズの習熟)というスノーボール(雪玉)ができあがるので、あとはラクです。
コロコロと、同じこと(別の発音やフレーズでも同じメニュー)を繰り返して転がしていくだけで、雪だるま式にどんどん英会話で表現できる幅が広がっていくからです。
逆に、この基礎の土台(雪を吸収して当て込む核・スノーボール)がないと、いくら英会話で実践を繰り返したり、英語のシャワー(雪シャワー)を浴びても、残念ながら成長しようがありません。なぜなら、蓄積されずに、溶けていってしまうからです。
※例外は、上記のように、17,520時間もの間、英語のシャワーを赤ちゃんのようにインプットできる場合は、自然に基礎(スノーボール)もできあがりますが。
あります!
ボランティアの英会話先生や話し相手探し
※アプリ(ハロートークなど)やFacebookなどで、お互いの言語を教え合う相手や、ボランティアの英会話先生を探す。
外国人が集まる場所に参加する
※古くは、教会の集まりに参加。今では、エアービーアンドビー(AirBnB)のホストをしたり、無料の英会話イベント、国際交流や英会話サークル・クラブ・サロン、Zoom・Skypeなどを使ったオンライン英会話コミュニティへの参加など。
英語を使うボランティア活動・バイト・仕事に携わる
(こちらは、英語を学びに行くというよりは、使いに行く機会)
※ツアーガイドのボランティア・バイトなど。また、仕事に関しては、機会があれば、外国人が所属する職場への転職、海外転勤、海外出張、海外関連の部署異動、海外の案件・プロジェクトへの参加など。
最後に
”Your passion led you here.”
(あなたの情熱が、あなたをここに連れてきた。)
その情熱があれば、短期集中、行けるはずです!
【お持ち帰り用】まとめ
【20時間メソッド】の活用
- 【6時間】で、まず、コアの5種類の英語発音を特訓
- 【10時間】で、パターン練習
- 【4時間】で、その練習の成果を英会話レッスンなどで試し、改善
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