たしかに、迷いますよね。
色んな情報もあふれていますし。
しかし、ここでは、シンプルに英会話の始め方をまとめました。
その基準(理由)は、のちほど。
その前に、まずはネタバレで…
1分で要点(結論)!
英語目標(作りたいおいしい料理)達成への3ステップ
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1モチベ環境(キッチン環境)をととのえる
step
2先に、教材(食材)に触れてみる
step
3上達ロードマップ(レシピ)を見る
このカンタン3ステップで、独学で英会話(調理)を始めましょう(^^)
頑張るあなたのお役に立てれば幸いです。
それでは、よろしくお願いしますm(_ _)m
☑ 本記事の内容(メリット)
- 目で見ながら英会話の始め方がわかる
- 裏付けがあるので安心・納得できる
- 「ざせつ」しにくくなる
☑ 本記事の信頼性
- 元イーオン英会話講師
- TOEIC980点
- 慶応義塾大学SFCにおいて:
第二言語習得研究に関する優秀賞を受賞
【実際の英会話の実力】
以上の「理論・研究」 と 「実践・現場」の両面から記事を書いています。
ちなみに、元々、私は、20歳以前は…
- センター試験で偏差値40台
- カタコト英語
で、全く英語が話せませんでした。身振り手振りと、知っている英単語を単発で連呼するだけでした。
英会話力が本当にゼロだった私でも、20歳(成人)以降から本格的に英会話に独学で取り組み、上記の音声レベルまでには上達しました。
ですので、ラクな道ではありませんが、あなたも、今から英会話を始めても確実に上達できます。
一緒に頑張っていきましょう!!
目次(クリックで移動 )
Step1. モチベ環境(キッチン環境)をととのえる
step
1モチベ環境(キッチン環境)をととのえる
まずは、英会話の目的と目標をハッキリさせましょう。
☑ なぜ、あなたは英会話を始めようとしていますか?
ビジネス目的かもしれませんし、自分を変えるきっかけ(目的)として、英会話を活用されるのかもしれません。
そこが明確になったら、ゴール(目標)をセットしましょう。
小さなゴールでかまいません。
例えば、
「まずは今日から1ヵ月間、毎日1分でいいから英語に触れる」
などでOKです。
その次に、モチベーションが続く学習環境(ルーティン)をつくってみましょう。
なぜなら、モチベーションなどの感情はすぐ消えてしまうので。
はじめの熱い想いを、ルーティンに練り込み、落とし込んでください。
よくある例としては、通勤中は耳がガラ空きなので、発音の音声などを聞くというルーティンがありますよね。
まず続くことが本当に大事です。
初心者さんの最大の敵は、「フェードアウト(徐々にやめてしまう事)」ですので。
なんとなく始めると、なんとなく終わってしまいます。
ですので、スタート時に、ガッチリとルーティンを決めてしまいましょう!
ちなみに、私の例では、毎朝1行だけ、手帳に英語で感謝日記を書き添えています。
こんな小さなことから始めてみてください。
スモールスタートでOKです。
Step2.先に、教材(食材)に触れてみる
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2先に、教材(食材)に触れてみる
初心者さんの上達ロードマップは、カンタンに言えば、
☑ 発音マスター ⇒ フレーズを使いながら覚えて、とっさに口から英語が出る瞬発力(英会話の筋肉)を上げる
以上です。
この流れの理由と、スグ下の初心者さんに「最適」な教材2つの選定理由については、ステップ3で深堀りします。
ですので、先に、実際の教材(2つだけ!)を見ながら、具体的なやり方を見ていきましょう。
初心者向け | (4.0) |
重要度 | (5.0) |
ペラペラ直結 | (2.0) |
ココに注意
■ ペラペラ直結が (2.0) と低く、モチベが続きづらいので、以下の会話(フレーズ集による発話)練習と並行して行うのがオススメです。
たしかに、発音がうまくなっても、英会話が自分の中から出てくるわけではありません。
ですが、そもそも口から出る英語が通じなかったり、誤解されたら意味なくないですか?
例えば、
I like rice(お米).
と
I like lice(シラミ).
日本語発音では同じ「アイ・ライク・ライス」ですが、意味は、誤解を招きかねない大きな違いがありますよね。
じゃあ、
Sheet(紙) please.
と
Seat(イス) please.
日本語発音では同じ「シート・プリーズ」ですが、意味は、文脈でどっちもあり得て判断がつきにくい例です。
そもそも、外国人の方に日本語を教える場合に、まずは「あいうえお」を正確に発音できるところから教えますよね?
ただし、知っている英単語を連発するサバイバルイングリッシュのように、「気合いとノリで会話を乗り切れればOK」と感じている場合は、あえて発音をほぼムシするのもアリです。
もしくは、急な海外出張や、職場での英語対応などで時間が全くない場合は、発音は後回しにせざるを得ないかもしれません。
はい。
1つの目安としては、日本人が苦手な発音である、主にこの5種類が発音できるようになるレベルです。
- apple[æ] と up[ʌ] の言い分け (日本語では同じ「あ」の言い分け)
- z と g の言い分け
- c と sh の言い分け
- l と r の言い分け
- f と th の2つが言える (日本語に全くない音)
これらを入れ込んだタン・ツイスター(早口言葉)の1文を作ってみました。
The fifth updated apple on the sheet is seeking for a G-shock in a zippy parallel world.
1単語ずつ分解して練習して、最後に合体させて、以下の音声認識での「発音の正確さチェック」に挑戦してみてください!
ちなみに
■ 正しく発音できるかどうかは、スマホなどのSiri(音声アシスタント)の言語設定を英語に変えて、Siri や OK Google に話しかけることでチェックできます!正しく認識されて、文字として英語が正確に表記されればOKです。
実際にチェックしてみました!
■ また、「英語発音トレーニング」というアプリでも、無料で、単音レベルから発音がチェックできるのでとても便利です♪
※また、アプリ主体で、がっつり発音トレーニングしたい場合は、有料の「エルサ スピーク(ELSA Speak)」という発音アプリがオススメです。
この5種類(本質・コア部分)さえマスターできれば基礎としては十分なので、教材を買わなくても、YouTubeなどで5種類の発音を調べて練習することも十分可能です。
例えば、、、
ちなみに2
■ 余力がある場合は、以下の6種類もマスターしておけば、ほぼどんな発音にも対応できるようになります。
1.hot [hάt]
2.raw [rˈɔː]
3.career [kəríɚ]
4.vinyl [vάɪnl]
5.Westwood [ˈwɛˌstwʊd]
6.plural [plˈʊrəl]
※こちらの6種類も同様に、Siriで発音チェックしてみてください!
初心者向け | (4.0) |
重要度 | (4.0) |
ペラペラ直結 | (4.5) |
ちょっと違います。
何度も反復して、使いながら自然と覚えていきます。
パターン練習というやり方です。
くわしく
パターン練習(パターンプラクティス)とは、
フレーズなどのパターンの一部を変える反復練習のことだ。
例えば、「I want to ~」(~したい)というパターン・フレーズの「~」部分を、speak English や go abroad などと入れ替えながら発話することで、英会話のバリエーションを増やすことが可能だ。
実際には、この本の1つ目の紹介フレーズが、
「Go ahead and ~ .」(どうぞ ~ してください。)
Ex.「Go ahead and use mine.」(どうぞ私のを使ってください。)
なので、「~」部分に色々単語を入れ替えて遊びます。
例えば、、、ちょっとやってみました。
こんな感じで、どんどん手持ちのコマを増やすように、”使える”フレーズを増やしつつ、とっさに口から英語が出てくる瞬発力(英会話の筋肉)もきたえていきます。
また、英単語については、そのつど、パターン練習中に言いたくても言えなかった英単語を調べて、発音も含めて覚えていきます。
がっつり、このパターン練習を行いたい場合は、、、
>> 「チャンク会話法の6つのステップ」へ
※英会話の筋肉・瞬発力UP(フレーズ使用の自動化・高速化)の仕組みの解説アリ。
ちなみに
■ じっくり基礎文法からやり直したい場合は、この『英会話なるほどフレーズ100』の代わりに、こちらの『ニュー ホライゾン(New Horizon)』中学テキスト(ポップな絵が多めで取っつきやすい)で、基礎を復習しながら好きなフレーズを見つけて、パターン練習してみてください。
■ それなら、こちらの『マンガでおさらい中学英語 (中経☆コミックス)』から新しいスタートを切ってください!
※最初は、お金をかけずに無料で今すぐスタートしたい場合は、、、
こちらもCHECK(タブで開く)
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【1つに厳選!】初心者向けの英会話アプリ【独学】
☑ 手っ取り早く結論 = 選ばれたのは「日常英会話表現」というシンプルなアプリです。
その厳選基準と、実際の使い方を深ぼりしていきます。
続きを見る
※また、反復練習で力をつけたあとの、本番の試合(ネイティブとの実際の英会話)の具体例は、、、
こちらをCHECK(タブで開く)
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【全151選】英会話の勉強法大全【初心者の独学用】
☑ 手っ取り早く結論 = 初心者さんの上達ロードマップ(勉強法)は、カンタンに言えば、、、
「発音マスター ⇒ フレーズを使いながら覚えて、とっさに口から英語が出る瞬発力(英会話の筋肉)を上げる」
以上です。
続きを見る
Step3.ロードマップ(レシピ)を見る
step
3上達ロードマップ(レシピ)を見る
いい質問ですね!
音から入る点と、カンタンなフレーズ・単語から始める点は、その通りです。
そして、もし仮に、赤ちゃんのように、常に周りに大人がいて優しく良質なインプットを、朝から晩までシャワーのように注いでくれる環境を作れるなら、最高でしょう。
ただそれって、海外在住のセミリタイアした方などを除いては、現実的ではないですよね。
逆に、大人は、不足しがちなインプットを、学習による自動化で補うことで、むしろ赤ちゃんよりも効率良く、外国語を話せるようになることを示す研究もあります。
さらに詳細を知りたい場合は、、、
» 拙著『 CLAメソッド(英語上達レシピ)』(無料)
この研究論文のP49に、「インプット仮説 VS 学習による自動化」論争の概要がまとめてあります。
※量が多く重いので、その1ページだけでOKです。
また、ステップ2で示した、
☑ 発音マスター ⇒ フレーズを使いながら覚えて、とっさに口から英語が出る瞬発力(英会話の筋肉)を上げる
という上達の流れの裏付けも、このCLAメソッドのP15(英語上達レシピ)とP56にあります。
※小難しい内容なので、辞書・事典のように「拾い読み」でOKです。
くわえて、
上記の、初心者さんの英会話開始用に「最適な」2つの教材(学習法)の選定理由は、、、
以下、全151勉強法の中から、初心者さん用に選び抜かれたトップ1、2の精鋭だったことです。
こちらもCHECK(タブで開く)
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【全151選】英会話の勉強法大全【初心者の独学用】
☑ 手っ取り早く結論 = 初心者さんの上達ロードマップ(勉強法)は、カンタンに言えば、、、
「発音マスター ⇒ フレーズを使いながら覚えて、とっさに口から英語が出る瞬発力(英会話の筋肉)を上げる」
以上です。
続きを見る
■ ざっくり、一応ロードマップ(レシピ)の全体像を知りたい場合は、こちらの動画もどうぞ。
※英語ガチ勢のための「ペラペラまでのロードマップ」解説動画です。
【お持ち帰り用】まとめ
英語目標(作りたいおいしい料理)達成への3ステップ
step
1モチベ環境(キッチン環境)をととのえる
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2先に、教材(食材)に触れてみる
step
3上達ロードマップ(レシピ)を見る
最後に
これで、準備はととのいました。
あとは、英会話の学習(調理)を開始してください!!
それでは、よい英語の旅を!
また、英会話学習に行き詰まっている場合は、ブログのお問い合わせフォームからご連絡いただけたら、可能な限り回答します。英会話学習がんばりましょう( ◜◡‾)
そんな時は、20個のステップにより細かくした、、、
こちらをCHECK(タブで開く)
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【超初心者向け】英会話の恥ずかしさ対策、全20選!【完全保存版】
☑ 手っ取り早く結論 = 英会話が恥ずかしい理由は、、、
「失敗(言い間違え・未熟な英語・英語が出てこない状態)して人に笑われて傷つくのがコワい」 ⇒ なので、、、「失敗のサイズ自体を小さくすればいい」 ⇒ どうやって?【失敗のサイズを小さくする方法20選】を使う
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