吸いたい誘惑ってほんとに強烈ですよね、、、。
「何回、禁煙してもムリなんじゃないか」と思うほどに。
しかし、実際、禁煙に成功する方法はあります。
個人的に効果があった方法を、ヒントとして提示していきます。
頑張るあなたにフィットする方法が見つかれば幸いです。
よろしくお願いしますm(_ _)m
☑ 本記事の内容(メリット)
- 結局、我慢が一番の方法だが、その我慢を心理学的にうまく工夫して禁煙成功率を上げる方法
- オススメの禁煙(我慢)を補助するためのグッズ/サービスをまとめて紹介
- 最後に、実際の禁煙成功体験談で、あなたの成功イメージを具体化
☑ 本記事の信頼性
ちなみに私は、2007年12月31日の禁煙覚悟の日以来、現在までの14年間1本も吸っていません。
LARKマイルド(タール:9mg)を1日1箱ほど吸っていました。徹夜麻雀や飲み会、仕事のストレスが多い時はそれ以上。
当時は、まだ1箱290円でした。
※アメリカにいた頃は、赤マル(タール:8mg)でした。
3日坊主も含めたら、ゆうに10回以上禁煙失敗した末に、ようやく成功。
その体験談も最後に、あなたの禁煙の一助になればと思い、つづってみました。
「結局、我慢が大切。」なんてことは、あなたは百も承知だと思います。
その我慢を、もう少しラクにする方法(禁煙成功率を上げる方法)をこの記事で、あなたとシェアしていきたいと思います。
やっぱり、辛いですよね。中毒から抜け出すってことは。
でも、一度抜け出せば、かなりラクになりますよ。
あきらめずに、頑張りましょう。
目次(クリックで移動 )
禁煙成功率を上げる方法【5選】
要点(結論)
- 禁煙ではなく、禁煙の先にあるメリットを得ることをゴールにする
- 喫煙のデメリットを明確化する
- 禁煙グッズで喫煙習慣をすり替えてみる
- 「喫煙よりも大切なもの」を見つけること
- コトバのムチの活用
エビデンスを重視
個人的には、④と⑤ で禁煙成功しましたが、あくまで個人成功体験であり、再現性は担保されていないので、先に、脳科学/心理学のエビデンスに基づいた再現性がある①と②から。
※エビデンス=「科学的根拠」
①.禁煙ではなく、禁煙の先にあるメリットを得ることをゴールにする
【動画の要点ピックアップ】
★脳は抑圧が苦手・現状維持しようとする。「~しない」が苦手。
★だから、止めること自体をゴールにすのではなく、「止める事で、〇〇が手に入る!」というワクワクしたプラスのゴール設定をすることで成功率が上がる。
例えば、「禁煙するぞ!」
ではなく、
「禁煙して、健康で最高に気分が良い毎日を手に入れるぞ!」
のようにゴール設定した方が、モチベーションも、禁煙成功率も上がる。
つまり、禁煙をゴールじゃなくて、手段に”格下げ”してあげることで、禁煙成功率を上げるテクニック。
②.喫煙のデメリットを明確化する
上記のリンク先の動画で、厚生労働省のデータに基づいた正確なタバコのデメリット・リスクを把握することができます。
また、著名なアレン・カー氏の書籍『禁煙セラピー』も、「タバコの損」と徹底的に向き合える良書です。
最近では、Youtuberまこなり社長の「TECH::EXPERT」「TECH::CAMP」を運営する株式会社div が、喫煙者を採用しない方針を打ち出しています。
人材のマーケットバリューという点でも、実損が顕著化し始めました。
また2020年4月から、改正健康増進法の全面施行され、大半の施設は加熱式たばこも含めて屋内禁煙となりました。
③.禁煙グッズで喫煙習慣をすり替えてみる
はじめから他力本願で、禁煙グッズに頼り切るのは、逆に意志が弱くなってしまい、禁煙失敗を招いてしまいます。
なぜなら、グッズはあくまで我慢する意志をサポートしてくれるものなので、そもそもの意志が0なら、いくらサポート(増強)しても0にしかならないからです。
ここであなたに、1つ質問です。
ダイエットも食欲という「欲」(吸いたい欲)を我慢するという点で似ていますが、
脂肪吸引マッサージでやせようとして楽する主婦の方って、、、やせられると思いますか?
Noですよね。
器具に頼ってる人は、結局、根本的に食欲を我慢/コントロールできていないので、やせません。
禁煙も同じです。
ですので、あなたの「やめたい」という意志をはらに据(す)えつつ、いろいろな禁煙グッズにトライしてみてください。
今は、禁煙外来やDr.Vape(ドクターベイプという電子タバコ)など14年前にはなかった禁煙グッズや禁煙サービスがあるので、うらやましい限りです。
ぶっちゃけ、Dr.Vapeとかは普通に吸ってみたいですもん…。
まぁ吸わないですが。
【参考までに私の実例】
パイポ
↓
ニコレット
↓
アメ
↓
スルメ
↓
ガム
↓
水
以上です。
今では、水に落ち着いています。
※コンビニ・薬局などの禁煙グッズで良いと思いますが、一応、 実際に私がトライしてみた禁煙グッズ を、以下にリンクも貼ってまとめておきました。
パイポ(短期的に効果はあったが、禁煙に失敗)
↓
ニコレット(短期的に効果はあったが、また禁煙に失敗)※禁煙ガムですね。
↓
アメ(歯が知覚過敏になって手放し)※ちなみに塩飴でした。
↓
スルメ(ニオイがキツイのと、入手しにくいのと、コストがかかるので手放し)
↓
ガム(噛みすぎて銀歯が取れたので手放し)※以下で紹介。
↓
水(水筒を常にデスクに置き、雑菌が湧かないように口をつけずに飲んでます)
※トイレが近くなったのが難点ですが、定期的な運動にもなってます。
ちなみに、あらゆるガムを試して行きついたのが、この医療用のリカルデントでした。
他の禁煙グッズ・サービス
>> 禁煙外来
■ 費用や期間については、以下、ファイザー(すぐ禁煙.jp)からの引用:
実は、禁煙治療は、健康保険等を使って受けることができるのです。自己負担が3割の人は、使用する薬にもよりますが、約3ヶ月の治療スケジュールで、1万3,000円~2万円程度です。
https://sugu-kinen.jp/treatment/cost/
くわしく
離煙パイプとは、「いま吸ってるタバコ」のニコチン・タールを減らしてくれるパイプだぜ!
パイプにあるミクロの穴から空気が入り薄める仕組み。31本あって、1本ごと徐々に穴が大きくなって薄くなる。
要するに、じわじわ「吸いながら禁煙」に持ち込む ”寝技” 的なアイテムなのだ!
※1ヶ月分なので、お値段は結構しますが。
ちなみに
※電子タバコは、ニコチン0を謳(うた)うモノがほとんどですが、完全に健康被害がないとは言い切れないので、あくまで禁煙グッズ(喫煙習慣の代替)として活用し、後々は卒業するようにした方が良いかと。
というのも、 私自身、たまにシーシャバーで、シーシャ(水蒸気の電子タバコに近い水タバコ)も吸っていましたが、歯の周りがかゆくなって、身体に良いとは感じなかったので…。
また、アイコスやプルームテックなどの加熱式たばこは、ニコチンががっつり入っていますし、未検出の健康被害もこれから報告されてくると思うので、十分ご注意を。
追記 (2021/9/24)
今朝、電子タバコを吸う夢を見ました。
実際には電子タバコは吸ったこともなく、禁煙して13年以上経つというのに…。
しかも、夢の中で、煙の輪っかを作るのがめちゃくちゃ上手になってました。
最近、著名人が【健康被害が少ない!】を主張しながらカッコ良く電子タバコを吸っているのを見て、
「う~ん、もしかしたら、電子タバコならいいのかも、、、」と揺れていたのも事実です。
ただ、そのリキッドとかカートリッジで、不意に、ニコチン・タール入りのものをもらったら、
「もったいないし、1本ぐらい吸ってみるか、、、」ってなし崩し的に誘惑に負けてしまいそうなので、やはり我慢です。
そういった、軽いゲートウェイドラッグ的な受け皿にもなりかねないので。
禁煙後は、「煙を吸う習慣自体がリスク」になっていることに気づけました。
あくまで私見ですが、「電子タバコは、やっぱり、禁煙する時に、ニコチン・タールを段階的に下げる目的で使う方が良いんだろうな」と今回改めて感じました。
禁煙後もこんな感じで、煙への恋慕とうまく付き合っていかなければなりません。
自戒の意味を込めての追記でした。
禁煙成功の体験談ブログ
(読むのに3分ほどかかるストーリーなので、お時間があれば是非。)
この中で、④と⑤を説明しています。
④.「喫煙よりも大切なもの」を見つけること
⑤.コトバのムチの活用
では、どうぞ!
禁煙のグッバイ・ララバイ
「お前が最後だ。」
2007年12月31日。
ロサンゼルスの自宅で、最後の1本を覚悟を持って吸い終えた。
その最後の1本が、禁煙の狼煙(のろし)になった。
それ以来、10年以上、吸っていない。
その年末で成功する以前は、何度も禁煙に挑戦しては失敗していた。
振り返ってみて、結局、一番の成功の秘訣は、
喫煙よりも大切なモノを見つけられたこと。
それがそのまま、止める理由と耐えるパワーになってくれた。
その大切なモノは、累々と積み重なった禁煙失敗の賜物だった。
だから、もう1つ奥に踏み込めば、大切なモノが見つかるまで禁煙をトライし続けることが秘訣ということになる。
私の大切なモノは、特に突飛なものでもなく、
「喫煙という身を削って体を痛めつける行為の代償として、一時的感覚を得ている。しかもアトピー体質のくせに。」という健康的な気づきだった。
このありふれた気づきが、「ほんとのほんとに、あかんやん。」って心の奥に染み入るレベルの理由として”ハマった”感覚。
つまり、喫煙は「快楽の前借」なんだと。
健康・身体(主に肺)を痛めつける犠牲を支払うことで、ストレスから解放される気持ち良さ・快楽を前借してる。(もしくは、ストレス解消のために肺を傷つけながら快感を得ている「自傷快感行為」という健康負債。)
その負債・ツケは、肺がん・アトピーの悪化などによって後々支払う時が必ず来る。「健康負債が膨らまないうちに、なんとか支払いを済ませたい、、、」と切実に思い、腑(ふ)に落ちたから、止められた(止め続けられている)。
あとは、ウソかホントか、肺ガンが「ずっと水中で息継ぎしてる中で生き続けるような地獄の苦しみ」らしいとのこと。
ここへのリスクヘッジというか、一時的な快楽との天秤にかけた場合に、その得られるモノに対してリスクが見合わないと、冷静に判断できた。
そして、幸運なことに、禁煙のタイミングで、タバコ友達とも疎遠になり環境が整ってくれたことも成功の後押しになった。
止め続けることで、運よく、ピースがパチっ、パチっと全てうまくハマるタイミングがくる。それまで、何度失敗しても禁煙に挑戦し続けて、止め続けることが大事。
あなたにフィットするかどうかは分かりませんが、、、
タバコを吸いたい衝動が襲ってくるたびに、私は、自分の腕に強くムチを打つようにしっぺして「いいか、この痛みを”気持ちいい~”って感じてしまってるようなもんなんやぞ、ヤニっつーのは。それでも吸いたいのか!!!」と言い聞かせることで、毎回痛みとともに我慢していました。
これは、私だけにしかフィットしない事例だとは思いますが、本質は転用可能だと思います。つまり、「コトバのムチ」です。欲望・感情をコントロールする理性の根源、それはコトバです。コトバを管理し、あなただけの「コトバのムチ」が見つかれば、エゴ・欲望にまみれた自分を躾(しつけ)て、調教しやすくなります。
また、禁煙時(新習慣を取り入れる時)には、自分の脳(潜在意識)の現状維持メカニズムによる心理的抵抗を想定しておくと同時に、周囲の人間からの同調圧力も想定しておくこと。
つまり、タバコ友達と距離を置き、タバコを吸ってしまうトリガー(きっかけ)をなるだけ排除して、環境を整えることも成功の鍵。
ポイントの繰り返しになりますが、、、
★止め続ける挑戦をして、失敗し続けることで、心に深くハマる止める「理由・意義」(喫煙よりも大切な何か)を見つけること。
それが、止め続ける意義であり、それが見つかれば、止め続ける継続力自体をパワーアップしてくれます。
★それを「コトバのムチ」に落とし込むことで、常に自分にリマインドさせて衝動に打ち勝つ、強力なサポーターになってくれる。
★また、1カ月以上、禁煙に成功すると、「そこまで頑張った自分を裏切れない」っていう大切なモノもできますし。
★逆説的ですが、1回目の禁煙トライで成功しようとしないことが大事。
※1回目で成功できたら棚ぼたラッキーぐらいの期待値で。
あぁ~、でも、今でも、吸いたい気持ちはありますよ。
正直。
焼き肉、ラーメンの後とか最高ですよね。
休憩の一服、友とのタバコミュニケーションも、チルで、本当に楽しいですし。
飲みのお供にも最高ですし。
深夜にしんみり一人で吸うタバコも味がありますし。
たまに、エアーでタバコ吸う仕草で、深呼吸するときもあります。
夢で、「タバコ吸ってしまった!」って焦って起きる時もありますし。
まぁ、でも、もうそれ以上の大切なモノを見つけてしまったので、吸わないですけどね。
あなたの、大切なモノは何ですか?
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